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高等教育の質保証に係る情報活用に関する研究

大学改革支援・学位授与機構 研究開発部

【概要】大学情報の収集・整理・分析・公表等の検討とシステム開発等、高等教育の質保証の確立に資する研究開発を実施する。

データ・資料に基づく計画・評価・意思決定は,第三者評価および高等教育の質保証の根幹であり、大学情報の収集と構造化・指標設定・分析と可視化による高等教育機関の状況把握を体系的に研究していく必要がある。とくに本機構では、高等教育の質保証や大学評価、学生の進路選択等に有効な情報を収集・提供する大学ポートレートを開発しており、その活用と運用支援および今後の改良のための設計・開発に関わる研究を実施する必要がある。また、発展性のある大学情報データベースおよび分析システムの開発のため、高等教育に関するさまざまなデータ(定量・定性的データ)の分析・可視化方法等の大学情報の活用に係る研究開発も必要とされている。さらに,本機構の事業(大学評価等)における情報技術による支援ツールの開発も必要とされている.以上のことから,本研究プロジェクトでは以下の大学情報に係る研究開発を実施する。

(1) 大学情報の収集・分析・提供システムの改良に資する研究開発

  • 大学ポートレートシステムの改良についての検討と開発(例:Webページ改良,情報提供機能(RSS等)の追加、検索機能改良、利用履歴分析機能(アンケート機能、ログ解析等)の改良、データテーブルの改良等).ただし、大学ポートレートシステムの実運用における必要性に応じて、開発内容と開発順序を決定することとする.
  • 分析方法の検討(海外事例の調査、BIシステムやExcel等のツールの検討、Web APIによる分析・可視化システムと利便性の高いユーザインタフェースの開発)

(2) 大学情報の評価・分析方法の研究とツールの研究開発

  • 高等教育に係る文書(テキスト)情報の分析方法の研究:自己評価書及び評価報告書・大学ポートレート公表情報における文書情報・各種アンケート等の分析(キーワード,時系列データ).テキスト分析ツールの開発.データ構造とプロトタイプの検討).分析を行うICT環境の整備・開発.
  • 高等教育に係る情報の高度な情報処理技術の検討(多変量解析、パターン分類、データ可視化に関する手法の検討等).
  • 今後の大学情報データベースの検討.
  • 機構事業(国立大学法人評価等)における情報支援ツールの開発.

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